初めての一人暮らしや結婚生活など、親元を離れての生活に対する不安は誰しもが持っています
いい物件は見つかるか、お金の心配、ご近所の心配、通勤通学の心配…。上げたらきりがありません
ここでは特にみなさんが不安に思うであろうお金のことについて書いていきたいと思います。毎月の生活費は人それぞれなので正解はないのですが、初期費用については大体これくらいというものがありますので説明していきます
実際のところ新生活では様々なお金がかかることが現状です。初めての方では新居の初期費用、家具家電、引っ越しといったところが特にわからないと思います。実際に私も分からなかったので不安を胸に不動産会社や家電量販店などに行った記憶があります
今回はこのことについて自身の体験談をもとに話していきたいと思いますので、ご覧になっている方の参考になれば幸いです
新生活を始めるまでの大まかな流れ
まずはじめに新生活を始めるにあたっての大まかな流れを説明し、後程に注意事項等も詳しく説明していきます
- 住みたい地域の物件を探す
- 不動産会社に申し込み契約
- 家の間取りから家具家電などを探す
- 引っ越し
だいぶ大まかではありますがこのような流れで新生活は始まります
全般的に言えることは、複数のサイトや企業から見積もりをもらってください
理由として、相場が見れますしぼったくられる可能性がぐんっと落ちます。大変ですし面倒なことではあるのですが、これをやるかやらないかで手元に残るお金が10万単位で変わってくることも多くないので頑張ってください!
住みたい地域の物件を探す
まずは住みたい地域の物件を探していきます。探し方も色々とあるのですが、ここではネットで探すことをおすすめします
理由として、不動産会社は地域密着型なので現地で不動産会社に行くのは大変です。また、ネットで探せば複数のサイトから探すことが出来るので見積もりを比べやすくなります
住みたい場所は分かるけど、どれくらいの家賃にすればいいのか分からない…
そんな方には『不便に感じない範囲で一番安いところを探せ!』です
何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれませんが、意外と当たり前じゃないんです!
いざ物件を探してみると実感すると思いますが、間取りや築年数など様々な物件が出てきます
そうすると、「この間取りでこの家賃は安いな…」と謎の自信が出てくるんです!
人間には承認欲求という機能が常時備わっているので、あれもこれもと欲しくなります。それに流されて家賃の高い物件に住んでしまうと、生活を圧迫してしまうので本当にやりたかったことをできなくなってしまうことに繋がりません
そうならないためにも『不便に感じない範囲で一番安いところを探せ!』を実践してください。住めば都、意外と気にならないものです
なお物件は複数探すことをおすすめします
理由として、希望の物件が埋まってしまった場合があるからです。あなたが物件を探しているように他の方も探しているかもしれません。その際には早い者勝ちになってしまうので、候補は複数ある方が希望の物件が見つかる可能性が高まります
不動産会社に申し込み契約
希望の物件が見つかったところで不動産会社に申し込みです。万が一埋まってしまった際には連絡が来ると思うので、その時は他の物件を申し込む形になります
不動産会社に申し込みが完了したら、やることは大きく2つ!
- 内見
- 見積もり申し込み
内見に関しては、現住所での問題もあると思うので、必ずではありませんが可能な限り見に行ってください。間取りやサイトの情報だけでは見えなかった住宅周辺の情報も見えてきますし、メジャーなどを用意していけば、家具家電のイメージアップにも繋がります
見積もりに関しては必ずもらってください。ネットで探して申し込んだ場合はメールで届くと思うので必ず確認してください。特に初期費用はぼったくられる可能性がとても高いです。複数の見積もりをもらうことはこの初期費用を抑えるということが大きなところになります
上記の2つを確認し問題がなければ契約になります。初期費用を支払い、入居日を決めて当日に鍵をもらえば無事入居です
気になるところの、ぼったくられる可能性が高い初期費用について説明していきます
住居契約における初期費用
画像は以前住んでいた賃貸の見積もりになります
A・家賃等のところは毎月の支払いに当たる費用になります。初期費用でぼったくられる可能性があるのはB・入居時発生費用等のところです。上から説明していくと
・礼金
簡単に言うと住ませてくれありがとうございます。というお礼のお金です。必ず払うという必要はありませんが、円滑な関係を築くためにも払っておこうというのも理解できます。ここはご自身の気持ちと不動産会社との交渉次第です。相場は大体家賃1か月分です
・クリーニング費
敷金とも言います。退去時にかかる部屋の復旧費用です。これは必ず払っておいた方がいいです。これを払っておかないと、退去時に莫大な請求をされる可能性があります。あまり期待はできないですが、キレイに使っていた場合は復旧する必要はないので使わなかった場合は返ってくることもあるそうです。ちなみに私は過去に2度転居しましたが一度も返ってきたことはありません…。相場は大体家賃1か月分です
・鍵セット費
鍵の交換費用です。防犯上の理由から必要とされています。ここは貸主(大家)が負担してくれる可能性もあるので交渉次第では払わなくていい可能性もあります。相場は3,000円~20,000円
・仲介手数料
貸主(大家)と借主を繋いだ不動産会社に支払う費用です。基本的に仲介手数料は貸主と借主の折半となっております。注意点として賃貸契約上、貸主(大家)の方が借主よりは力が上と思ってください。基本的には折半なのですが、借主が全額払う場合もあります。ただ、ここの仲介手数料は不動産会社が当たり前のように満額を請求してきます。必ず確認を取ってください。相場は家賃1か月分
・駐車場契約手数料
駐車場を使用する場合に前もって支払う費用です。これは払う必要があります。相場は駐車場料金1か月分
・契約時保証委託料
家賃が払えなくなってしまった場合、一時的に保証会社が補填する形になるのでその委託料です。これは払う必要があります。相場は家賃20~50%
・各種サービス、商品購入費用
消火用具費、防災グッズ、抗菌作業費、害虫駆除費…内容は色々とありますが必要ありません。実際に作業がされているか不透明ですし、消火用具等はご自身でご購入してください。Amazonや楽天でも購入できます
ざっくりとした用語の説明と相場を書かせていただきましたが、ご覧になったように交渉次第では初期費用を大きく下げることも可能です。家賃も時期によっては値引き交渉もできますので、言われるがまま契約することなく交渉してみてください
家の間取りから家電などを探す
希望する物件の契約が終わったら家具家電などを選んでいきます。ここでも安く購入するコツも説明していきますので最後までご覧ください
まずはどういった家具家電を選んだらいいのか分からない…
という方もいらっしゃると思いますが、『ずばり好みです!』
元も子もないと思いますが、こればかりはご本人の趣味、好みが大きく関わってきてしまうのではっきりとしたことが言えません
おしゃれな部屋にしたいという方は小物を用意してインテリアを充実させるのもいいと思いますし、逆にすっきりした部屋にしたいという方は無駄を省いて最低限の部屋にするのもいいと思います。結局のところご自身が納得いって満足すればいいんです
ただ予算はしっかりと組んでその範囲内に収めることをおすすめします。あれもこれもとなってしまうと際限なくお金が飛んでいってしまうので、そこはしっかりとしましょう
では家具家電を安く購入するコツを説明していきます
家具家電を安く購入するコツ
・家具
ニトリやIKEAなどの想像すると思いますが、安く抑えるのであればリサイクルショップで中古品を探すことやメルカリなどのネットで探すことが挙げられます。注意点として中古品に関してはご自身の理想とするものが見つからない場合が多くあるので、こだわりたいという方はニトリ等の実店舗に足を運んで探すことをおすすめします。
・家電
家電は家具と同様に中古品を探すこともできるのですが、ヤマダ電機などの家電量販店では新生活応援という形のセット販売も行っています(例:洗濯機、冷蔵庫、電子レンジで10万円!)
またこの家電が欲しいという方は値引き交渉が可能です。特に一気に家電を購入する場合はチャンスです!交渉次第ではお値段をぐっと抑えられます!
コツとしては、ほかの家電量販店の見積もりや価格ドットコムなど値段から交渉するとスムーズに交渉しやすいです。注意点として価格ドットコムなどのネット販売の金額までは難しいと思ってください。ネット販売は実店舗を構えない代わりに価格を抑えているので、家電量販店が同じような値段にすることは難しいようです。ですが、かなり近づけてくれることもあるので交渉はした方がいいです。恥ずかしかったり面倒かもしれませんが、無理ない範囲で頑張ってください
ちなみに私の場合は、初めの一人暮らしはビビっていたので家具家電は最低限で安いやつで揃えました。結構満足していましたし、欲しいものは後で買い足していき、理想の部屋にしていったという感じです。
次は結婚生活で全般的にこだわりたかったので家具家電は家族にあげたり破棄。一人暮らしでの経験から物は最低限でいいなと思っていたのですが、その最低限の物は妥協せず納得いくまで家電量販店等を回り、10年以上は買い替える必要のないものを購入しました。値引き交渉で全体から大体25万円ほど安く購入
余談ではありましたが、迷っている方がいらっしゃるのであれば最初は安く、そして理想の部屋を探していくというのもいいと思います。予算内でやりくりするのも楽しいものです。ご自身の納得いくまで頑張ってください
引っ越し
最後は引っ越しです。これが終われば新生活のスタートです!
引っ越しも色んな企業がありますがこれもやり方は同じで、『複数から見積もりをもらう』もう何度も伝えてきましたね
私は一時期、転職の合間に引っ越し業者の派遣をしていたことがあるのですが、梱包もしっかりし傷がつかないように徹底していたので、引っ越し業者に任せるのもいいと思います
また実家からの転居となればそこまで荷物もないかもしれません。そうなればご家族や友人などに頼ってもいいと思います。家具や家電は送ってもらえたり設置してもらえたりしますので、ご自身の荷物を一緒に運んで新しい住居を案内するのもいいかもしれませんね
引っ越し業者の相場は荷物の多さや引っ越しシーズンかによって違いますが、ざっと30,000円~100,000円と思っていただければいいと思います
おわりに
新生活を始めるにあたっての流れや初期費用を抑えるコツなどを紹介させていただきました
初めての方や、久しぶりに引っ越す方など色々な事情があると思いますが、どんなことも始めることは不安になるものです
ですが前向きに何事も挑戦。せっかく勇気を出して新しいことを始めたのなら楽しまなきゃ損です
今回は、そんな不安を少しでも取り除けたのなら幸いです
最後までご覧になってくださりありがとうございます。今日があなたにとって良い日でありますように
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